ジャケ・ドローが特別な4つのモデルで新年を祝福いたします

中国の旧正月、丙申（ひのえさる）にあたる春節に、ジャケ・ドローは4つのモデルを発表し、中国との長年の関係を称えます。

知性と長寿を象徴する猿は、中国の文化や十二支において非常に重要な動物とされています。18世紀、ジャケ・ドローは中国に入ることを許された初のブランドの1つとして、紫禁城で作品を披露しました。現在、故宮博物館（紫禁城）に所蔵されている歴史的な作品は、ジャケ・ドローと中国の長年に渡る関係を物語っています。そして中国が申年を迎えるこの時に、メゾンの職人はブランドの定番モデルの1つであるプティ・ウール ミニット（PETITE HEURE MINUTE）に、2つの新作モデルをそれぞれ2バーションで発表します。

ジャケ・ドローは《猿の王様》としても知られる孫悟空の伝説からデザインの着想を得ました。『西遊記』に登場する孫悟空は、現在もなお、中国の古典文学のキャラクターの中で代表的な地位を確立しています。物語によると、好奇心旺盛で賢い孫悟空は、ばん,蟠とうえん,桃園の番人に任命された後、神聖な桃を食べて不老不死になったと伝えられています。中国の伝統において、桃は歓迎の贈り物であり、永遠の生命のシンボルとされています。また桃の木は長寿を意味し、魔除けのためにその枝が用いられています。現実と想像、神話と現代の境界に位置する孫悟空は、ジャケ・ドローの職人の創作欲を強く掻き立てました。

ジャケ・ドローのアトリエ・オブ・アート（Les Ateliers d’Art）は、文字盤を絵画的な芸術性を追求し、長年に渡り卓越した技を発揮してきました。その繊細なデザインと微妙な色彩が豊かに表現されたアイボリーカラーの“高温焼成”エナメルの《カンバス》には、12時位置のオフセンターに時分表示インダイアルが配置されています。プティ・ウール ミニット モンキー（PETITE HEURE MINUTE MONKEY）では、猿が桃を採ろうとして枝に飛び移っています。詩情あふれるこの光景は、まるで猿が動きだすかのような躍動感を与えます。職人はブランドが持つ類稀なノウハウを駆使し、中国を象徴する猿のデザインを通じて知性と長寿を描き出しています。これらの緻密な傑作は、直径35mmと39mmの2サイズ展開で18Kレッドゴールドケースを備えており、前者にはブリリアントカットダイヤモンドがあしらわれています。裏面のローターもまた、空間を巧みに演出し猿の王様の伝説を称えると同時に、自動巻きムーブメントにエネルギーを与えています。

プティ・ウール ミニット レリーフ モンキー（PETITE HEURE MINUTE RELIEF MONKEY）は、マザー オブ パールとラッカーの巧みな融合で表現した繊細な木の葉を背景に、桃の木の枝に登っているゴールドの猿をくっきりと浮かび上がらせています。この卓越性と洗練された美を宿す豪華な作品は2つのバージョンで展開されます。1つ目のモデルはレッドゴールドケースを搭載し、もう1つには輝く繊細なダイヤモンドを無数にあしらったホワイトゴールドケースを採用しています。同じモチーフでデザインされたローターは、エングレービングを施したゴールドに彩色が施され、そしてブラック オニキスが組み合わされています。ジャケ・ドローが大切にする漆黒の闇を思わせる鮮やかなブラックをまとうオニキスは、深みのある色合い特有の神秘的かつ魅惑的な雰囲気を漂わせる一方で、輝きを放ち、タイムピース独特の魅力と上品さ持ちます。特別にデザインされたカーブ状のサファイアクリスタルに、この超立体的な絵画が収められています。

プティ・ウール ミニット モンキー（PETITE HEURE MINUTE MONKEY）の2つのモデルと同様に、プティ・ウール ミニット レリーフ モンキー（PETITE HEURE MINUTE RELIEF MONKEY）の各バージョンは68時間のパワーリザーブを搭載し、世界限定28本で生産されます。ジャケ・ドローは、「永遠（時代を超越すること）」と「絶えず進化を遂げる現代」が交錯するこの4つの作品によって、中国との数百年に渡る関係にオマージュを捧げると共に、ジャケ・ドローならではの流儀で申年の到来を祝福しています。