およそ3世紀に渡り受け継がれてきた、ジャケ・ドローに宿る歴史的なノウハウを祝するプティ・ウール ミニット サウザンド イヤー ライツ(PETITE HEURE MINUTE THOUSAND YEAR LIGHTS)は、花々の美しさおよび、オーナーとなる女性を称える装飾を纏った傑作です。
時に、1つのディテールでその時代や未来を表現できます。ジャケ・ドローの職人たちは、サブダイアルを12時位置のオフセンターに配したプティ・ウール ミニット(PETITE HEURE MINUTE)を生み出して、啓蒙思想の時代の豊かさを漂わせるピエール-ジャケ・ドロー スピリットを復活させました。「時」は実利的というだけに留まらず、詩的なものにもなっており、職人の創意が文字盤のスペースに表現されています。まさに巨匠のカンバスと化した『プティ・ウール ミニット(PETITE HEURE MINUTE)』には、エナメル装飾から細密画、また眩いダイヤモンドセッティングや驚異的なリアリティを追求した彫刻およびエングレービングなど、ジャケ・ドローのアトリエ・オブ・アート(Les Ateliers d’Art)が持つ最高のノウハウが余すところなく発揮されています。
ブランドの職人は、古来から伝わるアジアの技法に着目して、プティ・ウール ミニット(PETITE HEURE MINUTE)の陶酔を誘うモデルを開発しました。虹色の花が並ぶ景色は《Najeon Chilgi(螺鈿)》技法から着想を得ています。このマザー オブ パールを嵌め込んだ漆塗り細工は高麗王朝の黄金期(10世紀~14世紀)に見られ、その時代、貴族階級の女性たちは完成までに数ヶ月を要する豪華な宝石箱を求めていました。プティ・ウール ミニット サウザンド イヤー ライツ(PETITE HEURE MINUTE THOUSAND YEAR LIGHTS)では、直径35mmまたは39mmのケースの中に花畑が表現されています。この自然に生きる野生の花は、卓越した技術によって、その儚い美しさを永遠に留めています。豊かな色彩、情熱的な赤の色調で際立つ愛情、葉の鮮やかなシルバーカラーは、マザー オブ パールのなめらかなカットだけが生み出すことのできる緻密なディテールと対を成しています。マザー オブ パールには、まずラッカーを施した後、入念にポリッシュ仕上げを施します。次にエングレーバーは、手作業でわずかに立体的に仕上げて、この植物の絵画に比類なき輝きを与え、その表面に差し込む光でミラーエフェクトを演出します。ジャケ・ドローが新たな解釈を加えたこの古(いにしえ)の技法は、傑出したタイムピースの文字盤に対し、《THOUSAND YEAR LIGHTS》の名に相応しい、かつてない光沢ときらめきを増大させています。
極めて女性的な洗練美を纏うプティ・ウール ミニット サウザンド イヤー ライツ(PETITE HEURE MINUTE THOUSAND YEAR LIGHTS)は、ダイヤモンドを施したまたは施していない、ラージサイズのレッドゴールドまたはホワイトゴールドケースを備えた、5つのモデル(各世界限定28本)を取り揃えています。この68時間のパワーリザーブを持つ卓越したエレガントなモデルには、夜空の神秘を連想させる奥深いブラックまたはブルーのアリゲーターストラップを採用して、崇高な逸品を愛し、時の流れに陶酔する女性たちを夢と旅の世界へといざないます。