天文学と満天の星に捧げるオマージュ。 ジャケ・ドローのアストラル(ASTRALE)コレクションに、 2つの新しいヴァージョン「グラン・ウール ミニット(GRANDE HEURE MINUTE)」が新たに加わります 。
「完璧とは、付け加える余地のない状態ではない。極限まで研ぎ澄まされた状態のこと」。このアントワーヌ・サン=テグジュペリの格言は、新作ジャケ・ドロー 「グラン・ウール ミニット(GRANDE HEURE MINUTE)」に完璧に当てはまるでしょう。この2点の新作がアストラル(ASTRALE)コレクションに加わり、その世界を広げます。時計製造の祖である天文学へのオマージュとしてコレクションが掲げるのは、時計製造の芸術的技巧のエッセンスを抽出した洗練された表現です。
グラン・ウール ミニット(GRANDE HEURE MINUTE)の新作2点も例外ではありません。いずれも、直径43 mmのステンレススティールケースに高精度自動巻きムーブメントJaquet Droz 1169.Siキャリバーを搭載しています。ムーブメント名の最後の2文字Siはシリコンを指し、現代時計製造の鍵となるシリコンを見事に活用していることを物語ります。耐衝撃性に優れ、酸化せず、磁場の影響を受けることなく温度差にも強いシリコンを使ったヒゲゼンマイとアンクルの先は、星の命のような長い耐久性と、天文学な精度を得て、68時間のパワーリザーブが約3日間の動作持続力を可能にします。
2つの新作のミニマリズムさは傑出しています。唯一、ダイアルに登場するのは、時計に必須の時・分・秒表示だけ。シンプルな目盛りは時の流れを刻々と知らせてくれます。ジャケ・ドローは文字盤の極めて精緻なディテールに注意を払い見事な技巧を成し遂げています。最新作には優美で立体的なロジウム加工インデックスを5分おきに配し、かすかに見て取れる立体感を演出しました。メタルリングにもロジウム加工がほどこされ、絶妙な輝きを添えています。天体にインスピレーションをうけた文字盤を完成させるのは、9時位置に登場するメゾンのシグネチャーのひとつ、オフセンター スモールセコンド。同じくオフセンターの輪が囲む秒針は、見事に星の公転を思わせ、「星」を意味する「アストラル(ASTRALE)」の名を冠するコレクションにふさわしいモデルになっております。
グラン・ウール ミニット(GRANDE HEURE MINUTE)の2つの新作は、シルバーカラーダイアルにブルースティール針をあしらったモデルとスレートグレーダイアルにロジウム加工を施した針のモデルで登場。この新作のコンビが作りだす優美な新しいオマージュが、魅惑的な夜空、銀河に広がる夢、果てしなく広がる詩情の世界を称えています。
“Some watches tell time, some tell a story”
今も熱気が漂うステージ、ドラムセット、ギター、ハーモニカ:《It’s only rock’n’roll『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』》! ジャケ・ドローは今日、ローリング・ストーンズの世界観に動きを交えて再現した初の23種類のユニークピースを披露します。プラチナアルバムのレプリカの上に配置されたレコード針(パワーリザーブ)の横では、彼らのアイコニックな楽器を超微細の彫金と細密画で復元しています。外側のディスクは、ユニークピースを手にしたコレクター自らが選ぶアルバムで装飾が施され、最大8回連続で30秒間回転します。9時位置に配された不変の舌は左右と上下にリズミカルに動きます。《 And I like it 》!
ジャケ・ドローとジョン・ハウは3年の歳月を費やし、感情、驚き、ファンタジーに特化した芸術的な時計を開発しました。ゴールドと希少な天然石で覆われたドラゴンは記録的な9つの異なる動きを備えています。43mmのケースに収納されたこのモデルはすべて手作業で製作され、お客様がほぼ無限にパーソナライズを施すことができます。ジャケ・ドローのアトリエ内のスタジオによって、フィジタル エクスペリエンスの体験が可能になり、ご自身のタイムピースの誕生にリアルタイムで立ち会うことができるようになります。シリーズとしての発表はされず、全てが世界限定1本の受注生産となります。
ジャケ・ドローとデザイナーのシャーリー・チャンは、中国のオークションハウス「上海嘉禾(Shanghai Jia He)」にて行われた最初のウインターオークションで、共同開発によるミニッツリピーターを搭載したタイムピースとそのNFTを披露しました。ジャケ・ドローおよび「上海嘉禾(Shanghai Jia He)」における初の試みです。