かつてないほどに、旅を意識したグラン・セコンド デュアル タイム(GRANDE SECONDE DUAL TIME)が新たな価値を見出しています。モダンかつエレガントなこのモデルは、グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)に宿る古(いにしえ)の美をさらに進化させています。
2つの時間帯(現地時刻/基準時刻)と日付表示はすべてのトラベルウォッチに不可欠な要素です。ジャケ・ドローの強さは、この必須の技術的要素とグラン・セコンド(GRANDE SECONDE)特有の審美的特長を融合させて、デュアル タイム(DUAL TIME)に息吹を吹き込み、世界を股にかける旅行者達を長年に渡りサポートしていることにあります。
この旅のテーマは、ジャケ・ドローにとって極めて重要です。およそ3世紀前、ピエール-ジャケ・ドローと息子アンリ・ルイ、そして協力者のジャン-フレデリック・レショーは、海や大陸を超えて彼らの驚異的な機械技術を披露していました。1758年以降、スイスからスペイン、フランスからイギリスを経て中国へと、ジャケ・ドロー一族は国際的な時計貿易の先駆者(パイオニア)となっていました。
グラン・セコンド デュアル タイム(GRANDE SECONDE DUAL TIME)と同じく象徴的なこのモデルの進化は、メゾンの遺産に重要な意義をはっきりと示しています。今日、この新作モデルはまったく新しい美を見出しています。ジャケ・ドローは、シリコン製のヒゲゼンマイとアンクルの先端を備えた既存の自動巻きキャリバーをベースに、ブランドの象徴としてしられる« 8 »を描く、グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)の文字盤の下部に配置したトラベルウォッチの複雑機構のデザインを見直しています。その中央部は北極を中心に広がる大陸を示しています(正距方位図法)。この現代の世界地図に生命を宿すために、メゾンはパウダー仕上げを採用し、大陸に大地のキメを与えてリアリズムとボリュームを生み出しています。モデルのデザインに応じて異なるブラックまたはアントラサイトのミラー仕上げのベースを背景に大陸が浮かび上がります。
さらにこの新作デュアル タイム(DUAL TIME)コレクションの新たな一面として、24時間表示による基準時刻(ホームタイム)表示がそれぞれ12時間毎の2つに分割されており、これによって午前(白の部分)と午後(黒の部分)を区別できるようになっています。こうして基準時刻(ホームタイム)の読み取りは直感的かつ瞬時に行えます。グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)の文字盤の上部に配された現地時刻は1時間単位で時刻が切り替わるようになっているため、旅先で素早く時刻を調整することができます。サークルサテン仕上げのメタルリング上を回転する、先端の赤い針が指し示す日付表示は時刻調整と連動しています。
ジャケ・ドローは新たな美に包まれたグラン・セコンド デュアル タイム(GRANDE SECONDE DUAL TIME)の4つのモデルを発表します。まずステンレススティールケースを備えた2つのバージョン(オニキスダイアルまたはオパーリンシルバーダイアル)は、旅先のあらゆるシーンで身につけることのできる、ミニマリズムを追求した現代的なデザインを描いています。もう2つのレッドゴールド製バージョン(アイボリーまたはブラックカラーの“高温焼成”エナメルダイアル)は、ジャケ・ドローの伝統的な遺産を結集して、280年以上前に始まりを告げた一族の物語(ものがたり)に新たな旅の1ページを刻んでいます。
“Some watches tell time, some tell a story”
今も熱気が漂うステージ、ドラムセット、ギター、ハーモニカ:《It’s only rock’n’roll『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』》! ジャケ・ドローは今日、ローリング・ストーンズの世界観に動きを交えて再現した初の23種類のユニークピースを披露します。プラチナアルバムのレプリカの上に配置されたレコード針(パワーリザーブ)の横では、彼らのアイコニックな楽器を超微細の彫金と細密画で復元しています。外側のディスクは、ユニークピースを手にしたコレクター自らが選ぶアルバムで装飾が施され、最大8回連続で30秒間回転します。9時位置に配された不変の舌は左右と上下にリズミカルに動きます。《 And I like it 》!
ジャケ・ドローとジョン・ハウは3年の歳月を費やし、感情、驚き、ファンタジーに特化した芸術的な時計を開発しました。ゴールドと希少な天然石で覆われたドラゴンは記録的な9つの異なる動きを備えています。43mmのケースに収納されたこのモデルはすべて手作業で製作され、お客様がほぼ無限にパーソナライズを施すことができます。ジャケ・ドローのアトリエ内のスタジオによって、フィジタル エクスペリエンスの体験が可能になり、ご自身のタイムピースの誕生にリアルタイムで立ち会うことができるようになります。シリーズとしての発表はされず、全てが世界限定1本の受注生産となります。
ジャケ・ドローとデザイナーのシャーリー・チャンは、中国のオークションハウス「上海嘉禾(Shanghai Jia He)」にて行われた最初のウインターオークションで、共同開発によるミニッツリピーターを搭載したタイムピースとそのNFTを披露しました。ジャケ・ドローおよび「上海嘉禾(Shanghai Jia He)」における初の試みです。