ジャケ・ドローが5番目の干支を披露

プティ・ウール ミニット（PETITE HEURE MINUTE）の新作が、ゴールドと鉱物を組み合わせ、類稀な職人技によって、戊辰(つちのえたつ)にオマージュを捧げます。

ドラゴンは天と地と両方で生きる数少ない伝説上の動物のひとつです。地を這い、空を舞うドラゴンは地上と空を支配して、無限のインスピレーションを生み、伝説や物語を生み出しています。ドラゴンは、アフリカから北欧諸国、また中国を中心とするアジアにおいて、文化や時代を超越する存在として知られています。

今日ジャケ・ドローは、古代中国を起源とする60種類存在する干支のうちの5番目にあたる、戊辰に独自の解釈を披露します。メゾンはこの世界限定8本（numerus clausus）新作モデルに対し、ベースとしてプティ・ウール ミニット（PETITE HEURE MINUTE）を採用しました。ジャケ・ドローは、12時位置のオフセンターに時分表示インダイアルを配置することで生じる、あいた余白にアトリエ・オブ・アート（LES ATELIERS D'ART）の神秘的な技を表現しています。

この《プティ・ウール ミニット レリーフ ドラゴン （PETITE HEURE MINUTE RELIEF DRAGON）》の文字盤は、鉱物上に脈のように広がる模様が《クモの巣の》網目をイメージさせることから、《スパイダーマン》　ジャスパーと名付けられた鉱物で製作されています。茶色、黄土色とバーガンディーカラーを纏う文字盤は、カット、面取り、研磨のすべてが手作業で行われているため、ひとつひとつが唯一無二のニュアンスを帯びています。また時分針には、2本のレッドゴールド製針を備えた漆黒のブラック オニキスダイアルが展開されており、そのすぐ下に、幸福、幸運、繁栄のシンボルであり、文字盤と見事に調和した宝玉を思わせるオニキス製のボールが配されています。

文字盤の中央には伝説の戊辰が姿を浮かび上がらせています。ムーブメントから抜け出し、ジャスパーのダイアルの上下から突き抜けているような印象を与える、18Kイエローゴールドで手作業により彫刻された伝説の戊辰は、41mmの18Kレッドゴールド製ケースの色調にアクセントを添えています。ドラゴンの鱗および爪、そして目と舌それぞれが手作業で彫金されています。このタイムピースは光、影、光沢の効果を見事に演出し、文字通り魂を宿す《生き生きとした》作品に息吹を吹き込んでいます。

ジャケ・ドロー限定シリーズのなかでも、文字盤側の創意が裏面にも引き継がれているこの希少なクリエーションは、ゴールドで加工されたドラゴンの体の彫金細工を冠したローターにもスパイダーマン ジャスパーが施されています。これによりドラゴンがムーブメントに体を巻き付けて、《プティ・ウール ミニット レリーフ ドラゴン （PETITE HEURE MINUTE RELIEF DRAGON）》および、自身の中枢部を保護しているような印象を与えています。温度変化や磁場に影響を受けないシリコン製のヒゲゼンマイとアンクルの先端を備え、68時間のパワーリザーブを搭載した自動巻きムーブメントにはコート・ド・ジュネーブ装飾が施されています。そして、ジャケ・ドローが大切にする「フィロソフィー・オブ・ユニーク（唯一無二のものを求める理念）」を体現したこのクリエーションに情熱を注ぎ、職人直筆のサインが入った正規品証明書(Certificate of Authenticity)が添えられています。

“Some watches tell time. Some tell a story”

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