プティ・ウール ミニット スマルタ クララ ハミングバード (PETITE HEURE MINUTE SMALTA CLARA HUMMING BIRD): プリカジュールエナメル技法を駆使したジャケ・ドローの新作モデル | Jaquet Droz
25 6 月 2019

プティ・ウール ミニット スマルタ クララ ハミングバード (PETITE HEURE MINUTE SMALTA CLARA HUMMING BIRD): プリカジュールエナメル技法を駆使したジャケ・ドローの新作モデル

  • Jaquet Droz, Petite Heure Minute Smalta Clara Humming Bird, J005503501, Ambiance
  •  Jaquet Droz, Petite Heure Minute Smalta Clara Humming Bird, J005503501, J005504501, Fronts

プティ・ウール ミニット(PETITE HEURE MINUTE)は、あらためてオフセンター時分表示によってできる余白をアトリエ・オブ・アート(LES ATELIERS D'ART)の創作の場として委ねます。その文字盤には、プリカジュールエナメル技法が駆使された2種類のハチドリ(世界限定各8本)が表現されています。

ちょうど1年前の2018年、ジャケ・ドローのアトリエ・オブ・アート(LES ATELIERS D'ART)はあらたに創意を発揮し、古(いにしえ)のプリカジュールエナメル技法を現代に復活させて、中世ヨーロッパの大聖堂を想起させるタイムピースに息吹を吹き込みました。プリカジュールエナメル技法の基礎は1500年前に築かれました。これは単一のエナメル文字盤から構成されているのではなく、ゴールド製の枠で隔てられた複数のスペースを形成します。ステンド・グラス窓を彷彿とさせるこの技法は、各焼成段階において、それぞれの色やエナメル全体を完全に損なう可能性があるため大変慎重な作業が求められます。ラテン語で「スマルタ クララ (smalta clara)」と呼ばれるプリカジュールエナメル技法によって、光で満たされた色とりどりのエナメルで彩られた装飾を生み出すことができます。ジャケ・ドローはこの高度な技法を時計に採用し、ベースを完全になくしたタイムピースを設計して、明るく穏やかな光でムーブメントを照らし出しています。

Jaquet Droz, Petite Heure Minute Smalta Clara Humming Bird, J005503501, J005504501, Front

プティ・ウール ミニット 《スマルタ クララ ハミングバード》(PETITE HEURE MINUTE « SMALTA CLARA HUMMING BIRD »)は、チャーミング・バード(THE CHARMING BIRD)を由来とするジャケ・ドローの最も小さいムーブメントを採用しています。この極小キャリバーで文字盤に可能な限りのスペースを確保して、プリカジュールエナメルに最大限の面積を与えています。

名高いトロピカル・バード・リピーター(THE TROPICAL BIRD REPEATER)に登場するハチドリは、向きや光に応じて色を変化させる鮮やかな羽毛で見事な光景を演出し文字盤上でその存在感を表現しています。タイムピースに息吹を吹き込むカラフルな2羽の鳥は、ジャケ・ドローのアトリエ・オブ・アート(LES ATELIERS D'ART)によって生み出されました。一方は、100個のダイヤモンド(0.89カラット)をあしらったレッドゴールドケースの中で、ピンクと明るいブルーカラーがマザー オブ パールダイアルと対を成し、もう一方は、ブルーカラーを背景に、ハチドリがグリーンとターコイズブルーカラーの羽を纏っています。2本のブルースティール製時分針が配されたマザー オブ パールダイアルは、同じく100個のダイヤモンドがセットされたホワイトゴールドケースに収納されています。それぞれ世界限定8本の2つのモデルは、手作業によるハチドリの彫金細工が施されたプラチナ製ローターを搭載しており、クリエーションの色鮮やかなカラーと調和したサテンストラップが取り付けられています。光が透過したタイムピースは穏やかな輝きを放ち、ジャケ・ドロークリエーションの希少性と独創性を浮かび上がらせます。

“Some watches tell time, some tell a story”

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