ブラックジェイドが照らす グラン・セコンド オフセンター（GRANDE SECONDE OFF-CENTERED）の明るい輝き

鉱物の奥深さとレッドゴールドの温もりが融合した、新しい組み合わせの グラン・セコンド オフセンター（GRANDE SECONDE OFF-CENTERED）が ジャケ・ドローの高級機械式腕時計と一線を画したピュアなビジョンを展開

大胆なコントラストに光の作用を応用し、素材を組み合わせて微妙な色合いを演出しています。ジャケ・ドローのグラン・セコンド オフセンター（GRANDE SECONDE OFF-CENTERED）はそのすべてであり、それ以上でもあります。ゴールドとブラックジェイドを纏った、直径43mmケースの、新しいタイムピースにメゾンの主要なコードを結集し、常識の殻を破ります。

一見してこのモデルは、ピエール-ジャケ・ドローがおよそ3世紀前に生み出したグラン・セコンド（GRANDE SECONDE）のデザインを描いていますが、そのデザインは綿密な計算に裏打ちされた「オフセンター アワーミニッツ」で差別化が図られています。従来通り、時分表示および独立した秒表示は並置されていますが、それぞれのインダイアルが1時と7時を結ぶわずかに傾斜した軸に沿っており、新しい時代の新たな大胆さを示しています。

このタイムピースの文字盤は、ジャケ・ドローを象徴する美学的特徴のひとつである、卓越した鉱物の加工技術を際立たせています。地球の奥深い場所で採掘された後、職人の手で美しく進化を遂げたメゾンのミネラル文字盤は、それぞれが唯一無二のモチーフを纏い、数百万年もの時を遡る鉱物にアクセントを添えています。地中における長年の眠りから目覚めた貴重な一片は二つと無い個性的な姿を見せてくれます。

ブラックジェイド（学名：アンフィボライト）はブランドが扱う貴重なミネラルのひとつであり、この鉱物のほとんどはオーストラリアの南部と東部が主な原産地となっています。ジェイドは成分に金属を含んでいるため極めて高い硬度を誇ります。したがってシルバーの微細な含有物（インクルージョン）の真価を発揮させるには長時間の研磨作業を必要とします。肉眼ではほとんど見えないこの含有物が、ブラックジェイドに他に類を見ない光沢を生み出します。目利きのコレクターはこの光沢によりオニキスとの違いを見分けています。

中国で《宝》と称されるブラックジェイドは、気品、完全無欠、不滅のシンボルであり、昔からお守りとして高く評価されてきました。ブラックジェイドのお守りは、多くの場合、身の安全と強いエネルギーを集中させるために身に着けられています。5千年以上前の古い文化においては、幸運と富を引き寄せるお守りとして使われていた一方で、メソアメリカ人には、特別な力を持つエレガンスの象徴として神の姿に刻まれていました。また、プレヒスパニック時代（アメリカ大陸発見以前）の人々にとって、ブラックジェイドは宇宙の最高のエネルギーを宿した、金よりもさらに貴重なものだったのです。

今日、ブラックジェイドは世界限定88本の新作グラン・セコンド オフセンター（GRANDE SECONDE OFF-CENTERED）の中枢を成しています。手作業でわずか1mmの厚さに加工された、鉱物シートのようなこの素材は、温もりのある光沢を纏った銅色のレッドゴールド製ケースと調和しています。また2つのインダイアルと繊細な針もレッドゴールドで加工されており、ジャケ・ドローの人を感嘆させる芸術を駆使した独特のコントラストを演出しています。

“Some watches tell time. Some tell a story”

この特別なタイムピースについて詳しく見る