数世紀にわたる中国やアジアとの絆を大切にするジャケ・ドローは今回、「戌(いぬ)」をテーマとするタイムピースにその芸術と専門知識の真髄を注ぎました。この作品の詩情は、時計愛好家の皆様を迎え来る新年への旅に誘います。
スイス超高級複雑機械式時計の創造者としてパイオニアのジャケ・ドローは、18世紀の乾隆帝の時代より、中国と特別な関係を築いてきました。2つ星をロゴマークとするブランドは中国への憧憬の証しとして、名高い職人がもつ時計製造に関するノウハウを、中国の物語の伝統と調和させて表現した唯一無二のタイムピースの中にそのビジョンを描くことにより、その歴史を刻み続けます。この結びつきから誕生したのが、新年の干支にちなんだ新作タイムピース「プティ・ウール ミニット ドッグ」および「プティ・ウール ミニット レリーフ ドッグ」です。アトリエ・オブ・アート・コレクションのこのバリエーションは、中国の古代芸術にインスピレーションを得た装飾の中に、十二支の第11番目である「戌(いぬ)」を表現しています。
犬は昔から情熱、伝統、誠実さのシンボルで、。そして、親しみやすさとともに、遊び心がいっぱいのかわいらしさがあります。玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)が干支の順序を決める為に動物たちに競争をさせるという考えたとき、、犬は、蝶たちとこの上なく戯れていたので11番目になったと言われています。、2018年は「戌(いぬ)」であることから、儀式や作法にしっかりと根付いた要素によって描かれています。
ラ・ショー・ド・フォンの職人たちはこの干支にインスピレーションを得て、ペキニーズ犬がその愛らしさを降りまいている日常の典型的なシーンを作りこみました。自然主義を採り入れた2つの細密画が、ダイヤモンドをあしらった直径35mmのレッドゴールドまたはダイヤモンドのない直径39mmのレッドゴールド製ケースを持ちます。女性的な美を称賛した小さいモデルは中国と西洋のスタイルを融合させつつ、伝説的なペキニーズが「花の女王」である牡丹を背景に蝶と戯れる姿を描きます。これと同じく高貴な大きいモデルでは、親しみのある犬が岩と植物でできた自然主義的な景観の中に描かれ、女性だけでなく男性の腕にも似合う上品さを演出しています。啓蒙時代から受け継がれた伝統の賜物であるこれら細密画のデザインは、中国人が大切にする象徴主義にあふれており、これらを会得したジャケ・ドローでは、まるでおとぎの国への旅へと招くように、秀逸なタイムピースをご提案。する事が出来ております。
より図案化された美観を表現するモデル「プティ・ウール ミニット レリーフ ドッグ」は、同じく世界限定28本で、色彩と素材のコントラスト効果を生かしています。ダイアル上の赤茶色のキュプライトディスクはその一例ですが、これは酸化銅を豊富に含む鉱石で、ジャケ・ドローは中でもメキシコの変種「ソノラ・サンライズ」を選びました。その赤い色調は中国における幸福や結婚の式典、春節祭(旧正月)を反映するかたわら、黄金色の装飾は渦巻き型の雲の装飾と伝統家屋の装飾の名残である、透かした浅浮き彫りの芸術に敬意を表します。
プティ・ウール ミニット レリーフ ドッグの最初のモデルははレッドゴールドのケースとオニキスを中心に配置し、イエローゴールドのエングレービングを見事な繊細さをもって対比させ、ケースと同素材の針を上部に見せています。ホワイトゴールドのモデルは中央のホワイト マザー オブ パールによってピュアになり、これを同じ浮彫りのエングレービングが引き立てています。細部へのこだわりは、ゴールドと赤茶色をベースとしたローターにも及びます。アジアの伝説を祝福するこれらのローターが、2つのモデルの自動巻き機構を動かします。
技巧性、精密性、メカニズムで高貴なこれらの二つとない新作は、ひとつひとつの時計という芸術作品を通して新たな物語を奏でる名工により、手作業で作られています。メゾンのアトリエ・オブ・アートで製作されたこのタイムピースは、情熱の赤をテーマとするに実にふさわしい戌年2018年に、皆様の幸福の守り神となることでしょう。
“Some watches tell time, some tell a story”
今も熱気が漂うステージ、ドラムセット、ギター、ハーモニカ:《It’s only rock’n’roll『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』》! ジャケ・ドローは今日、ローリング・ストーンズの世界観に動きを交えて再現した初の23種類のユニークピースを披露します。プラチナアルバムのレプリカの上に配置されたレコード針(パワーリザーブ)の横では、彼らのアイコニックな楽器を超微細の彫金と細密画で復元しています。外側のディスクは、ユニークピースを手にしたコレクター自らが選ぶアルバムで装飾が施され、最大8回連続で30秒間回転します。9時位置に配された不変の舌は左右と上下にリズミカルに動きます。《 And I like it 》!
ジャケ・ドローとジョン・ハウは3年の歳月を費やし、感情、驚き、ファンタジーに特化した芸術的な時計を開発しました。ゴールドと希少な天然石で覆われたドラゴンは記録的な9つの異なる動きを備えています。43mmのケースに収納されたこのモデルはすべて手作業で製作され、お客様がほぼ無限にパーソナライズを施すことができます。ジャケ・ドローのアトリエ内のスタジオによって、フィジタル エクスペリエンスの体験が可能になり、ご自身のタイムピースの誕生にリアルタイムで立ち会うことができるようになります。シリーズとしての発表はされず、全てが世界限定1本の受注生産となります。
ジャケ・ドローとデザイナーのシャーリー・チャンは、中国のオークションハウス「上海嘉禾(Shanghai Jia He)」にて行われた最初のウインターオークションで、共同開発によるミニッツリピーターを搭載したタイムピースとそのNFTを披露しました。ジャケ・ドローおよび「上海嘉禾(Shanghai Jia He)」における初の試みです。