グラン・セコンド スケルトン サファイア (GRANDE SECONDE SKELET SAPPHIRE): 286年の経験に裏打ちされた新作!
ジャケ・ドローが再び新たな伝統に挑戦しました。約3世紀前にデザインされたグラン・セコンドが、トゥールビヨンモデルなどでも使用している100%サファイアケースにスケルトンの構造で時計の中心に収まっています。それは従来の慣習から、新たな融合です。
伝統を継承しながら、2024年に新たな挑戦による新作です。過去と現在を結びつけるこの一体感はどこからくるのでしょうか。それは間違いなくジャケ・ドローの「JD8.0:ディスラプティブ・レガシー(受け継がれる遺産の破壊と創造)」という新しい戦略からです。伝統を尊重しながらも、新たな挑戦を行い、唯一無二なものを生み出すアプローチです。グラン・セコンド スケルトン サファイア(GRANDE SECONDE SKELET SAPPHIRE)にはさまざまな可能性と共にそのコンセプトが表現されています。グラン・セコンドのデザインには、創業以来、ジャケ・ドローの伝統が具現化されてきましたが、スケルトン構造とサファイアケースの融合は完全に現代の技術です。ブランド史上初めて、これらの要素が1つのモデルに集約されました。
時、分、秒の表示は従来どおり、ジャケ・ドローではおなじみの「8」の字を描くように、時と分の表示は12時位置のオフセンター、6時位置には堂々たる大きなグラン・セコンドがそれぞれ配置されています。この独創的な時間表示は、高級時計の世界で3世紀近く経ながらも、まったく古さを感じさせません。それどころか、この超近代的なデザインが決して色褪せないことを改めて証明しています。
今回初めて、この独創的なデザインがサファイアケースに収められることになりました。直径42 mmのケースの中でムーブメントは溢れるような光に包まれています。光は、何物にも遮られることなく、ケースバック、ラグ、ベゼル、サファイアガラスからケースを通過し、隅々まで拡散されます。
キャリバー2863 SQは極限までシンプルな構造になっています。建築を思わせるような超近代的な形状、丸みを帯びた歯車や文字盤は直線状のブリッジで囲まれています。グレーとブラックの色合いが巧みに組み合わされ、文字盤はブラッシュ仕上げのグレー、受けはブラックPVD加工、インデックスと固定ネジはホワイトゴールド、アワーリングはブラックセラミックとなっています。これらすべての部品を物理的強度の限界まで、細心の注意を払って可能な限り素材を省くことで、スケルトナイズされています。歯車とブリッジは空間の多い構造のため、全体的に開放感があります。軽やかなデザインでありながら確かな存在感が感じられる、スケルトンムーブメントの魅力が遺憾なく発揮されています。パワーリザーブ約68時間の自動巻きムーブメントを余すところなく眺められるよう、18Kホワイトゴールド製のローターもオープンワークの構造を採用し、ムーブメントの周囲で自由に回転しながらも視線をさえぎることがありません。
グラン・セコンド スケルトン サファイア(GRANDE SECONDE SKELET SAPPHIRE)は01/01のシリアルナンバーが刻まれた光を放つユニークピースで、ホワイトのラバーストラップとの組み合わせになっていますが、他の大部分の外装部品と同様、ご要望に応じてカスタマイズすることが可能です。